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校長のサロン


「理栄先生!!本当ですか…!!」


噂を聞きつけたスプネリアとリリア、ムーランの3名が駆けつけると

同じように見に来ていたプルーニャ、ダイヤと出くわす


「あら?早速、いらっしゃったわね♪お疲れ様です♪」


理栄がニコニコと微笑んで出迎える


その横で、同時に振り向いた3魔に驚いて固まる


「!!!…アカン、ほんまや…副理事長と校長、それと守衛さんまで

2魔ずつ、見事に揃ってますね💦」


「あ…お騒がせしてすみません…お邪魔しています💦」


Anye が立ち上がり、ペコリとお辞儀する


「だから…お前が謝る事などないだろ!!」

「え、だ…だってだって…💦」


いまだ、怒りが治まらない会長イザマーレに、

タジタジになっているAnye


「まあまあ…会長様も…💦」


理栄が気遣い、困ったような表情を浮かべている


「理栄が世話になった事は礼を言うが…

扉まで消しやがって、挙句の果てに焼きもちまで焼かれるとは…

羨ましすぎるぞ」


同じようにイライラしている副理事長を抱き寄せ、

宥めている守衛ウエスターレン


「やれやれ…カオスだな(笑)」


過去の世界から同じようにワープしてきたウエスターレンが

笑いを堪えながら紫煙を燻らせていた


Fin.



 
 
 

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魔鏡学園

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交錯

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