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宣告


その頃ダンケルは、ダイヤの部屋にいた。


「陛下…」

ダイヤは起き上がりダンケルの顔を見た


「もう、お前は長くはない。苦しむ前に楽にしてやろう。

明日お前の元に刺客が来る。私と顔を会わせるのは、今が最後だ」

冷酷な言い方だった。


「左様ですか……陛下…今まで有難うございました…お別れですね…

陛下どうぞ末長く健やかに…魔界の繁栄を祈ってます。」


泣く事もなくダイヤは笑顔で伝えた


やっと…明日…痛みから解放される…

そして馬鹿だった自分も消滅する…

良かった…これで良い。


最後にダンケルの優しさを感じていた



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