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月光


エマの事件が解決した夜…

夜空は曇ひとつなく、満月が微笑む…

バルコニーで月明かりを浴びながら、

ある悪魔を今かと待ちわびる金髪の怒髪天…


「…待たせたな…」

後ろから、炎の悪魔ウエスターレンに抱きしめられ

サラサラの髪になるイザマーレ


「…やっと2魔になれたな…ウエスターレン…寂しかったぞ…」

抱きしめられたイザマーレは嬉しそうに呟く


「イザマーレ…寂しい思いさせてごめんな…」

抱きかかえベッドに瞬間移動した


イザマーレを押し倒し見つめるウエスターレン


「…そ、そんなに…見つめるな…恥ずかしいだろ…ウエスターレン」

頬を赤く染めながら目を反らした


「お前の全て…喰わしてもらうぞ…」


ウエスターレンは微笑みながら口唇を重ねる…

舌を絡ませお互いの唾液を味わう…


サラサラの髪を撫で、首筋に舌を這わせイザマーレを啼かせる…

啼く声に愛しさを感じる…

身体をくまなく愛撫し…綺麗な肌に赤い印も付けていく


深く味わう度にイザマーレの吐息が洩れる


月明かりに綺麗に浮かび上がる肌に愛しさを感じる


「…ダメ…もう…レン…いきそう…」


目を潤ませ喘ぎながら懇願するイザマーレに、

ウエスターレンは微笑み返す。


「まだいかせない…我慢しろ…」


散々焦らした後、イザマーレを繰り返し果てさせた

気を失う程に…


夜空に星が輝き、やがて陽の光が照らすまで

幾度も愛し合う。お互いが力尽きるまで……




 
 
 

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