top of page

不変の愛


ダイヤが帰った後、

ウエスターレンはしばらく呆然と煙草を吸っていた。


なかなか部屋から出てこないウエスターレンを心配して

イザマーレが声をかける


「ウエスターレン?どうしたんだ?なかなか姿見せないから心配したぞ」


「!……ああ、いや何でもない。」

そう言いながらイザマーレを引き寄せ、強く抱きしめる。

「//////ウエスターレン?……」


「やっぱり…俺にはお前しかいない」


「…怪しいな。前々から一度聞こうと思ってたんだが

お前、吾輩とリリエルとどっちが好きなんだ?」


ウエスターレンはイザマーレを見つめた

「……リリエルを心から愛してるお前ごと、かな」


「!」





「リリエルを思うイザマーレ。お前のすべてを愛している」


「//////わ、吾輩だってだ!

お前のことはリリエルにも譲らないぞ!吾輩は欲張りだからな!」


ウエスターレンは微笑み、

イザマーレのサラサラした金の髪を撫でる。


「…知ってる。イザマーレ、おいで……」

ウエスターレンが優しく口唇を重ね抱きしめた


「…ウエスターレン…」

とろけるような目でイザマーレは見つめた

瞳の中にお互いの姿を確認し合う


首筋から肩まで舌を這わせ甘噛みをする

至るところに赤い印をつけていった

「いや…ん…」

身体をびくつかせ甘声をあげるイザマーレ


愛しく抱きしめ胸の突起に舌を転がす

「…あ…い、いやぁ…と…とけちゃうから…」

涙を浮かべて懇願するが、ウエスターレンはやめる事はしない

「いやだと?…嘘をつくな…」

熱く固いものを優しく触る

「いゃ……そこは…駄目だから…ウエスターレン…」


身体をよじらせ息も激しくなるのを見つめながら

口に含みたっぷりと吸い上げ、イザマーレは意識が飛びそうになる…


愛しいウエスターレンに愛される喜びに身体が反応してしまう

「いゃぁぁ…レン!…あ、いっちゃう…」

鳴こうが何言われてもウエスターレンはやめることなくなく

舌を転がし吸い上げた

「だっ、駄目!いゃぁぁ…あああああああああぁぁぁっ」

身体を震わせて果てた


ウエスターレンとイザマーレの愛の営みは、

しばらく終わりそうにない……



next                         目録に戻る



 
 
 

最新記事

すべて表示
校長のサロン

「理栄先生!!本当ですか…!!」 噂を聞きつけたスプネリアとリリア、ムーランの3名が駆けつけると 同じように見に来ていたプルーニャ、ダイヤと出くわす 「あら?早速、いらっしゃったわね♪お疲れ様です♪」 理栄がニコニコと微笑んで出迎える...

 
 
 
魔鏡学園

「イザマーレ、お帰り…っておい」 副理事長室で待ち構えていた守衛ウエスターレンが、一瞬固まる 「…浮気か?」 ニヤッと目を細めるウエスターレン 「ウエスターレン…馬鹿な事を言うな」 言葉とは裏腹に、静かに笑みを浮かべるイザマーレ 「あ、あの…」...

 
 
 
交錯

生徒会室で眼光鋭くモニターチェックしながら 紫煙を燻らせていたウエスターレン 突如、一番手前にあるモニターが光を放ち、画面にノイズが走る すらっとした指先を巧みに動かし、相手からのメッセージを受け取る 「…マジか。了解した。」 軍服を着こみ、すぐさま部屋を後にする …………...

 
 
 

コメント


©2022 by 里好。Wix.com で作成されました。

bottom of page