top of page

無敵の光


最高魔イザマーレ族の誇り高き最強軍。


長であるイザマーレが率いる。

悪魔の中でも魔力がずば抜けた兵士が在籍している。


日頃の成果を見たいと、

ダンケルはイザマーレ軍の演習を見にやって来た。


どうやらリリエルも髪に乗り、

一緒にイザマーレと演習に出ると聞きつけ

ダイヤもダンケルの横に座り

リリエルの活躍をワクワクしながら

演習が始まるのを待っていた


ウエスターレンはバサラを呼び出し横に座らせていた





イザマーレが戦闘服を纏い、リリエルと共に姿を現した。


イザマーレ軍は一斉に跪く…見事に揃っている


「演習体制整っております!」

兵士のリーダーが大きな声でイザマーレに伝える


「ご苦労。演習だからと言って抜かるなよ?」

「御意!」

兵士全員が揃って答える


「…凄いわ…鳥肌立つわ~!閣下の兵士たち、超格好いい!」

ダイヤは更にワクワクして言った


「そりゃそうだろ♪何といっても

魔界一の戦力を誇るイザマーレ軍だからな♪」

ウエスターレンは自分の事のように嬉しそうに言った


一方バサラは…自分の軍は…考えると益々落ち込んだ


「リリエル、お前は安全な場所で見ているか?」

イザマーレはリリエルを見つめて言った


「いえ♪良かったら髪に乗りたいです~!」

リリエルは微笑んで自ら髪に乗った


「やれやれ、仕方ないな。振り落とされるなよ?」

「は~い( ≧∀≦)ノ」


リリエルの微笑ましさに、

イザマーレ軍の兵士たちは笑みさえ浮かべていた


「お妃様がいるなら、閣下も本気になってしまいますね!

俺たちの分、残してくださいよ♪♪」


イザマーレは不敵な笑みを浮かべ、兵士を見た

「貴様ら始めるぞ!」





イザマーレ軍が一気に動き始めた。


今回はダンケルに頼み、最強な魔力で敵陣を配置させていた。


イザマーレが先頭に立ち

魔力と剣を使い敵に向かっていく姿は圧倒される。

リリエルを護るため、力強く莫大な魔力を出し一気に攻めに行った


「閣下!お妃様の事なら、俺たちもお守りしますよ♪お任せください!」


兵士も劣らず全力でイザマーレを護り、敵陣に攻め込んで行った。

数分も経たないうちに敵陣の兵士を倒し全滅させたのだ


「さすがだ!イザマーレ!」

ウエスターレンは叫んで喜んだ


すぐさまダンケルの前にイザマーレと兵士は現れ

「無事に任務完了致しました」

と、頭を下げた


「素晴らしい!!さすがだ!イザマーレ!大義であったぞ!」

ダンケルも最高な笑みを見せた。


ダイヤは感動でボロボロ泣きなから拍手を送った


現れたリリエルに抱きつき泣きながら、

キャーキャー感想を言って喜ぶダイヤ。


その姿をダンケル、ウエスターレン、イザマーレの3魔は

微笑んで見守っていた


バサラは何も言えず固まったまま俯いていた







 
 
 

最新記事

すべて表示
校長のサロン

「理栄先生!!本当ですか…!!」 噂を聞きつけたスプネリアとリリア、ムーランの3名が駆けつけると 同じように見に来ていたプルーニャ、ダイヤと出くわす 「あら?早速、いらっしゃったわね♪お疲れ様です♪」 理栄がニコニコと微笑んで出迎える...

 
 
 
魔鏡学園

「イザマーレ、お帰り…っておい」 副理事長室で待ち構えていた守衛ウエスターレンが、一瞬固まる 「…浮気か?」 ニヤッと目を細めるウエスターレン 「ウエスターレン…馬鹿な事を言うな」 言葉とは裏腹に、静かに笑みを浮かべるイザマーレ 「あ、あの…」...

 
 
 
交錯

生徒会室で眼光鋭くモニターチェックしながら 紫煙を燻らせていたウエスターレン 突如、一番手前にあるモニターが光を放ち、画面にノイズが走る すらっとした指先を巧みに動かし、相手からのメッセージを受け取る 「…マジか。了解した。」 軍服を着こみ、すぐさま部屋を後にする …………...

 
 
 

コメント


©2022 by 里好。Wix.com で作成されました。

bottom of page