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迷子の花♪


ー集合時間になる少し前…


リリエルはダイヤともはぐれてしまい、迷子になっていた。

ダイヤが目を離した隙にリリエルが居なくなり、

探したが見付からず、バスの近辺だから分かるだろうと

ダイヤもお土産屋に寄っていた


リリエルはダイヤと離れてしまい困っていた


「…ここ…?バスはどこかしら…」


全く反対方向に歩いてしまい、分からない…



「…閣下…どこ?…迷子になっちゃった…」

リリエルが呟いた。

その声を聞き付けイザマーレがリリエルの前に現れた

「リリエル!大丈夫か?」


イザマーレの姿にリリエルはホッとした


「ダイヤ様と居たのですが…//////

ちょっと気になったお店があって…入ったらはぐれちゃって…」


リリエルの話に微笑むイザマーレ





「もう心配ない。そろそろ時間だ」

イザマーレはリリエルを髪に乗せ、バスに移動した。


バスに着いて乗り込むイザマーレとリリエルだが…

誰も戻っていなかった…


「あいつら、何なんだ?時間厳守って言ってなかったか…?」

イザマーレは苦笑しながら言った


「…閣下…2魔っきりですね♪」

リリエルは嬉しそうに言った


「…リリエル…」


イザマーレはリリエルに口唇を重ねる。そのまま押し倒したが…

我慢して再び起き上がらせた


「お楽しみは夜だな…」

ニヤッと微笑むイザマーレに、リリエルは顔を赤くする…





しばらくしてセリーヌとセルダがバスに戻ってきた


「あれ?閣下とリリエルちゃんだけ?」

セリーヌはきょとんとして言った



「そう言えば…バサラはご当地物を見付けて買い漁ってたな…。

ダイヤちゃんは今、御手洗いに行ってるじゃんね!」

セルダは席に着いてセリーヌに言った…


全員が戻って来たのは、出発する時間を遥かに越え

20分後にやっとバスが動き出した…




 
 
 

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