ある日の会話
- RICOH RICOH
- 2024年10月21日
- 読了時間: 2分
「あの新米ちゃん、学園中の話題の中心になってるな」
「…ふっ」
副理事長室で、何気なく話題にしたウエスターレンに
イザマーレは含み笑いをするだけだった
「…ミカエル様の事ですか?」
聞いていたリリエルは、2魔にお茶を出しながら話に加わる
「リリエル、お前はミカエルに、何も感じないか?」
隣にリリエルを引き寄せて、見つめるイザマーレ
「そうですね…イザマーレ様のお傍にいるだけで幸せで、
考えたことなかった……」
「いや、それなら考えるな。そのままでいいからな♪」
少しだけホッとしたように見えるイザマーレが可愛い
リリエルは口に手を当てて、呟いた
「お傍に行ったことないので、分かりませんが……」
「いや、それなら行かなくて良い!
リリエルは吾輩だけのものだからな♪」
イザマーレは微笑みながら、
リリエルを抱きしめ、髪を撫でる
「イザマーレ。それはお前の本音か?」
傍でやり取りを見守りながら、ウエスターレンが話を続ける
「……」
「イザマーレ様……?」
リリエルは、少し心配そうにイザマーレを見つめる
そんなリリエルに、イザマーレは微笑みかける
「もちろんだ。リリエルは、吾輩だけを見ていろ。良いな」
「…よしっ じゃ、守衛室に戻るわ。また後でな♪」
ウエスターレンはニヤっと笑いながら、瞬間移動で立ち去った
すぐさまリリエルと口唇を重ね、愛し始めるイザマーレ
「…んっ…イザマーレ様……////」
少しだけ、イザマーレの様子を気にしながら
全てを委ねるリリエル……
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