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ジェットコースター


人間界の遊園地に訪れた5名

イザマーレはイザム、ウエスターレンはレンの姿で

リリエルを微笑ましく見守っている

ラァードルも同じように人間の姿でスプネリアと寄り添う


園の門をくぐった途端、楽しそうな雰囲気に目を奪われ

早速、迷子になりそうなリリエルから目が離せない

繋いだ手を片時も離さず、常に傍に寄り添うイザム


そんな2魔をしっかりと警護しながら、にこやかに八重歯を見せるレン


ジェットコースターの先頭を陣取り、キャーキャーはしゃぐリリエルを見て

イザムたちもご機嫌だ


「楽しかった~♪レン様に飛ばしていただく時の方が、早いですけど♪」


「そりゃそうだろうな(笑)よし、リリエル。次は何に乗りたい?」

「えっとですねえ…あ!これ…行ってみたいなあ」

「ん、巨大迷路か。お前、迷子になるくせに迷路って、無謀だな(笑)」

「///もう!…イザム様もレン様も一緒ですよ!…ダメ…?」


俯きがちな上目遣いに、抗える奴はいない


「はいはい。じゃ、これが終わったら、いったん休憩な。」

「わーい(^▽^)/♪ あ、お2魔様とも、魔力は使っちゃ駄目ですからね! 」


そんな会話をしながら、巨大迷路に向かう3魔……



 
 
 

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