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仁義なき戦い2


舞踏会の一件以来、

恥をかかされたと悔しがるダニー・アントワネット


それならば、と

いかがわしい商人を街中から呼び寄せ、真贋疑わしい首飾りを

デュ・バリエ夫人に買わせることで、

イザマーレ15世の治世の失墜を諮ろうとする


だが…


デュ・バリエ夫人の噂に違わぬ美しさに

心をときめかせながら首飾りを見せる商人に対して、

にっこりと穏やかに微笑みながら断る夫人


「そんなダサいの要らないわ。イザマーレ15世がいてくだされば

他には何もいらないの💕」


片時も離れず、傍に寄り添うイザマーレ15世は

彼女の言葉に心を打たれ、より一層強い愛情を示し続ける


宮中のプライベート空間で、デュ・バリエ夫人を抱き寄せ

髪を撫でながら、穏やかな笑顔を浮かべるイザマーレ15世


仲良しのムーラン夫人とリリア夫人は

デュ・バリエ夫人の元にお呼ばれした時

満面の笑みではく製を試作中の

ダニー・アントワネットを目撃してしまい

あまりの面白さを息も絶え絶えになりながら伝え、

女子トークに花を咲かせる


「挙句の果てに、今度は首飾りですって(*´艸`*)

私にはそんなもの似合いませんし、イザマーレ15世がご健勝であれば

それだけで良いのですよ♪」

「デュ・バリエ…」

可愛らしく微笑む夫人に、そっと口唇を重ねるイザマーレ15世

光り輝くイザマーレ15世と、絵に描いたような美しさ


そんな2名をうっとりと眺めているムーラン夫人とリリア夫人




 
 
 

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