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悪魔の値踏み


約束の日がやって来た


魔宮殿にイザマーレ、リリエル、ウエスターレンが姿を現した

ダイヤもダンケルと共に正装して部屋に集まっていた。


「…来たな…」

ダンケルは言った。


時空に輝く扉が現れた


ゆっくり開かれミカエルが大天使の姿で現れた。


後ろにはメルサが何故かニコニコして居た。

ダイヤは彼女の顔見るなりひきつった

今からどうなるか分かってないな…コイツは…

心でため息をつくダイヤ。


「…ダイヤ、奴自身分かってないから楽しみだぞ!

どうなるか…血祭りかしら…八つ裂きかしら♪

イザマーレの判定はどっちなのかしら?」

ダンケルは冷徹に微笑み、囁くように言った


ダイヤは横目で見ながらため息を付いた。

全く笑えない…さすが大魔王。血祭りがお好きらしい


「連れてきたぞ。」

ミカエルはメルサを前に出した

「……」

構成員に睨まれても嬉しそうにしているメルサ。



「ないな。あいつの好みなわけがないだろう」

イザマーレは苦笑した

「?…よく知ってるな、イザマーレ」

ウエスターレンは不思議そうに聞いた


「ウエスターレンには話してなかったか?実はな…」

イザマーレの話に驚いた

「なんだ!そうだったのか!

納得した…さすがだな♪イザマーレ」

ウエスターレンは驚きながら納得した…。



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