浴衣とビール
- RICOH RICOH
- 2024年10月20日
- 読了時間: 3分
「もう、イザマーレ様!! さっきからビールばっかり!
一緒に花火やりましょうよぉ。私しかやってないじゃないですか…」
ひと通り、手持ち花火を楽しんだリリエルは立ち上がり、
イザマーレの浴衣の袖をクイクイっとつまんでせがむ。
(花火は一緒にって約束したのに、いけないんだあ~)
それでも動こうとしないイザマーレの隣にちょこんと座り、
足をブラつかせて下駄と砂の感触を楽しんでいる
「何を言うか。一緒に花火を楽しめばいいんだろ?
吾輩はさっきから、ずっと楽しんでるぞ?リリエル」
(…嘘つきもいけないんだぁ…)
少しだけ頬を膨らませ、イザマーレの手を握る
「…どうした?」
含み笑いをするイザマーレ
「約束破りは指切りげんまんです!嘘ついたから
イザマーレ様の手は、リリエルが貰っちゃいました♪」
そう言って、にっこり微笑むリリエル
「ほお…誰かさんは、吾輩が嘘をついていると…」
「Σ( ̄ロ ̄lll)…///」
リリエルはついにプンスカし始め、
イザマーレの手からビールを奪う
「おい…💦」
やや焦り出すイザマーレを後目に、ヤケになって飲み始めた
だが、少しだけゴクゴクした途端、冷静になって真っ赤になる
(!!…か、間接チュー…///////)
「プッ…クックックッ…」
ついに堪えきれず、吹き出し、笑い始めるイザマーレ
「忙しいな♪ 泣いたり笑ったり怒ったり…(笑)
まるで花火のようだな。花の化身のお姫様♪」
笑いながら、リリエルの髪を撫でる
「…えっ…///」
リリエルは驚いてイザマーレを見つめる
「吾輩は、ずっとお前を見て楽しんでいる。
燃え尽きれば消えてしまう花火より、お前がいればそれで良い」
「……」
恥ずかしそうに俯き、涙が零れそうなリリエルを
抱き寄せ、部屋に瞬間移動した
「…リリエル?」
「ごめんなさい、イザマーレ様…消えてしまうのは…嫌です…」
ついに泣き出したリリエルと口唇を重ね、
溢れた涙の粒を一つ一つ、口唇で吸い取っていく。
浴衣をはだけさせ、露になった胸に舌を這わせる
さらに着崩れした裾の合間から、下半身をまさぐり
濡れた感触を指で楽しむ
その都度、快感に震え、
しがみつくリリエルと深く口づけを交わし合う
「リリエル…吾輩を見ろ。いつだってお前の傍にいるだろ?
分かるまで、たっぷり可愛がってやるから…」
すでにびしょ濡れで、意味をなさなくなった布をずらし、
その蜜を味わい尽くす
何度も到達し、立っていられなくなったリリエルを
布団に横たえる
その手をシーツに縫い付け、
ゆっくりとリリエルの身体の全てを愛撫し直す
先程開いた花弁の奥まで指を差し入れながら、
溢れ出す蜜を舐め尽くす
営みは気の遠くなるまで続いていく…
Comments