紅蓮の決壊RICOH RICOH2024年9月30日読了時間: 1分それは、もしかしたら自身が一番願っていたことかもしれない。自分がいなくても、つねに光り輝いていてほしいと。愛くるしいお前のことだ。出会った全ての者たちを虜にするほどのオーラ。その願いは、イザマーレの類まれなる能力も相まって、盤石なものになっている。それなのに…っ この悔しさは何だ?その時、苦し気に佇むウエスターレンに気づいたイザマーレが歩み寄る。「ウエスターレン?どうしたのだ?吾輩なら大丈夫だぞ。」(イザマーレ、俺はお前にとって、もはや必要ない存在なのか?)「突然だったからな。防ぎきることができなかったが、ウエスターレンが居てくれて、心強かったぞ」「!!!!!!」next 目録に戻る
校長のサロン「理栄先生!!本当ですか…!!」 噂を聞きつけたスプネリアとリリア、ムーランの3名が駆けつけると 同じように見に来ていたプルーニャ、ダイヤと出くわす 「あら?早速、いらっしゃったわね♪お疲れ様です♪」 理栄がニコニコと微笑んで出迎える...
魔鏡学園「イザマーレ、お帰り…っておい」 副理事長室で待ち構えていた守衛ウエスターレンが、一瞬固まる 「…浮気か?」 ニヤッと目を細めるウエスターレン 「ウエスターレン…馬鹿な事を言うな」 言葉とは裏腹に、静かに笑みを浮かべるイザマーレ 「あ、あの…」...
交錯生徒会室で眼光鋭くモニターチェックしながら 紫煙を燻らせていたウエスターレン 突如、一番手前にあるモニターが光を放ち、画面にノイズが走る すらっとした指先を巧みに動かし、相手からのメッセージを受け取る 「…マジか。了解した。」 軍服を着こみ、すぐさま部屋を後にする …………...
コメント