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花を囲んで


イザマーレとウエスターレン、

リリエルとミカエルはその場に残り


久しぶりにいろんな話で盛り上がっていた…


「いや~、リリエルちゃんの手料理、久しぶり♪

元気そうで、安心したよ」

ミカエルは嬉しそうにしていた


「ふふっ、ありがとうございます

今日は、ダイヤ様にもお手伝いしてもらったんですよ♪」


「マジか。あいつ、料理なんてできるのか?(笑)」


「やだ長官ったら、当たり前じゃないですかぁ。もう(笑)

あ、閣下♪お茶のお代わりどうぞ♪」


「ミカエル。リリエルの手料理は、今回だけの特別だからな

調子に乗るなよ?」

リリエルの髪を撫でながら、牽制することを忘れないイザマーレ


「調子に乗るといえば、お前ら。聞いたぞ?

何やら、とんでもない事をやらかしたそうだな?」


「…?」

キョトンと首をかしげるリリエル


「なんでも『炎のお仕置き』とか…(笑)」

ニヤッと笑うミカエルに、お茶を吹き出し咽るイザマーレ


「ああっ、大丈夫か、イザマーレ」

隣で優しく介抱するウエスターレン。


「////////」

真っ赤になり俯くリリエル


「ずり~ぞ!俺も混ぜろよな~」





「な!馬鹿者!お前なんか絶対に混ぜてやらん!!!」

怒り心頭になるイザマーレ


「そうだな、取り分が減るもんな(笑)

お前は参加するな。俺たちだけの特権だ♪

そうだよな?リリエル♪」


不敵の笑みを浮かべ、煙草を吸うウエスターレン


「ちょ、…長官……(汗)////////」

さらに真っ赤になり、困り果てるリリエルに

ますますイラつき始めるイザマーレ


「食事も済んだら、さっさと帰れ!ミカエル

後の事は、よろしく頼んだぞ。ウエスターレン!帰るぞ!」


リリエルを連れ、魔法陣で立ち去るイザマーレ。

屋敷では、ウエスターレンに見守られながら、

リリエルをたっぷり可愛がるのだった


(そう簡単に『炎のお仕置き』をさせてたまるか!!!)







 
 
 

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