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赤の最後通告

  • 2024年10月8日
  • 読了時間: 2分

リリエルたちと別れ、

文化局にダイヤとウエスターレンを連れて戻ってきたベルデ。


「どうぞ、椅子に座って。」


ベルデに促され、腰掛けるダイヤは涙を流していた

ウエスターレンはその横で佇み、煙草に火をつける

本来なら禁煙だが、注意することは諦めているベルデ


「ダイヤちゃんに来てもらったのは他でもない。

君の身体を心配したからだ。…ダンケルに

だいぶやられてるみたいだからね(笑)」


ベルデの言葉に、

今朝まで陛下に深く愛されていた自分を思い出したダイヤは

顔を赤く染め、俯く。


「…でも、それが君の幸せだと思うよ。

今はそうは思えないかもしれないけど…

いつか君も、分かる日が来るよ。」


「…そうでしょうか。私にはそうは思えませんが……」


「お前が泣いてもわめいても、

逆立ちしてもかなわないだろう。あいつらには。」


ウエスターレンの言葉に、ムキになるダイヤ


「そんな事、分かってます!でも…」


「いい方法を教えてやろうか?

あいつらを2魔ごと愛することだ。何なら、見に来るか?」


「はあ?(汗)まさか長官

いつも覗き見してるんですかぁ?」

驚き呆れるダイヤ




「俺はあいつらを守る義務があるんだ。当然だろ?」

シラッと言い放つウエスターレン。

「リリエルが嫌がるだろうから映像だけは遠慮してるけどな(笑)」


すっかりひきつった表情になるダイヤ

「長官…大丈夫ですか?(汗)」


「あんまり扉を消す時間が長いと、俺も退屈だからな。つい(笑)

他の女を抱くより、あいつらを見てる方が何倍も面白いぞ♪」


「……//////」


「ダイヤ。悪いが、イザマーレもリリエルも、俺様のものだ

お前には譲らないぞ。」


「…ひょっとして…リリエル様も同じなんですか?

長官に愛される閣下の事を大好きでいらっしゃいますよね…(汗)」


「間違いないな。リリエルに覗きの趣味はないだろうが(笑)」


「……(汗)」


「俺もリリエルも、イザマーレの幸せ。これに尽きるんだ。」


「!」


「いつか、君も分かる日が来るよ。

彼らが平穏でいることこそが、この世の安泰なのだ、という事が。

魔界一の魔力を持つイザマーレだよ?

天変地異、起こされたくないでしょ?(笑)」

ベルデが穏やかに諭す。


「イザマーレをコントロールできるのは

俺とリリエルしかいないという事だ。」


「……」





あまりの衝撃で驚愕するが、

その分、落ち着きを取り戻したダイヤは顔を上げた。


「分かったな?お前はダンケルと幸せになれ。

なにも、お前を不幸にしようとしているわけじゃない。

お前のためだ。それを、あいつらも望んでいる」


ウエスターレンの最後通告だった。





 
 
 

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