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疑惑


北の荒れ地で変化し始めたオーラを敏感に嗅ぎとるダンケル。

魔界を覆い尽くす闇が得体の知れない色に塗り替えられていく事に

違和感を覚え始める


イザマーレに任せたフェアリー族の残党の処遇について

未だに何の報告も無いことも、気になっていた


これまでのイザマーレの忠誠ぶりからは、考えられない事だからだ


屋敷へラディアを向かわせ、様子を探るように命じる



「…ハッキリ言ってやればいいじゃないか

『付き合ってます』ってな💕」


「ウエスターレン…何を言うか。

相手は吾輩を憎み、命を狙う好敵手だと、何度言えば分かる…?」


さらさらな金髪を撫でるウエスターレンに、フッと笑みを零しながら

魅惑の瞳で見つめ返し、抱かれるイザマーレ



 
 
 

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