top of page

かき氷


翌週末


イザム、レン、リリエルの3魔と、

人間の姿のバサラとバナトラは、人間界の

とある避暑地に降り立っていた


リリエルとバナトラは特大のかき氷をつつきながら

キャーキャーはしゃいでいる


「キャー(≧∇≦)冷たくて美味しい~~♪」


「最高だね☆彡 リリエルちゃんの、少し頂戴!!

あたしのも食べてみてよ♪」


リリエルはオレンジとマンゴー。バナトラは苺ミルク。



すぐ隣で見つめるイザムに、スプーンを差し出すリリエル

「イザム様!すごく美味しいですよ♪あ~ん」

「ん…たしかに、あまり甘くなくて上手いな♪」


「リリエルもイザムも…冷えすぎると良くないぞ。

ホットドリンクも飲んでおけ」

そう言いながら、注文していたホットの烏龍茶を注ぎ入れるレン



一方、嬉しそうなバナトラを見ながら、

幸せいっぱいで同じかき氷を食べていたバサラは

冷えた麦茶を何度もお代わりして満面の笑顔だった




 
 
 

最新記事

すべて表示
校長のサロン

「理栄先生!!本当ですか…!!」 噂を聞きつけたスプネリアとリリア、ムーランの3名が駆けつけると 同じように見に来ていたプルーニャ、ダイヤと出くわす 「あら?早速、いらっしゃったわね♪お疲れ様です♪」 理栄がニコニコと微笑んで出迎える...

 
 
 
魔鏡学園

「イザマーレ、お帰り…っておい」 副理事長室で待ち構えていた守衛ウエスターレンが、一瞬固まる 「…浮気か?」 ニヤッと目を細めるウエスターレン 「ウエスターレン…馬鹿な事を言うな」 言葉とは裏腹に、静かに笑みを浮かべるイザマーレ 「あ、あの…」...

 
 
 
交錯

生徒会室で眼光鋭くモニターチェックしながら 紫煙を燻らせていたウエスターレン 突如、一番手前にあるモニターが光を放ち、画面にノイズが走る すらっとした指先を巧みに動かし、相手からのメッセージを受け取る 「…マジか。了解した。」 軍服を着こみ、すぐさま部屋を後にする …………...

 
 
 

コメント


©2022 by 里好。Wix.com で作成されました。

bottom of page