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元老院


不自然に迫ってくるスプネリアに困惑しながら

電撃で拘束を解くラァードル


「もう解いちゃうのか……辛抱が足らんな」

「そうだよなあ…もう少し我慢してやりゃ良いのに」


「出来るかい💢💢💢💢」


相変わらず、ニヤニヤしているイザマーレとウエスターレンに

思わず声を荒げるラァードル


「縛り付けるのって難しくて面倒なんですよね…勿体ないな~」


少しだけ落ち着きを取り戻したリリエルも

そんな3魔のやり取りを眺めながら、呟く


「リリエルちゃんまで…💦ごめん、スプネリアが戻ったら

自分の力で縛られるのも何でもやるから助けてよ、お願い💦

スプネリアのやりたいようにやらせるから助けて~~」


ラァードルの喚き声と緩慢な空気が流れる中

ふいに、椅子に座り込むリリエルの額に手を翳し、呟くイザマーレ


「…来るぞ」




スプネリアの意識が身体に戻ってきた

目が覚めると同時にラァードルに抱き抱えられ

心配そうに覗き込まれていた


「あ……で、殿下……?わ、私……なに……して……いたんだろ……?

……こ、ここは……?り、リリエル……様……?寝てる……?」


「スプネリア!良かった!意識が戻って……

拘束解くのに電撃使ったけど、身体は大丈夫か?」


「……で、電撃……?こ……拘束って……?」


意識は戻ってきたが、毒のせいなのか朦朧としている


オジーが集めた庭の花たちの朝露に、ベルデから貰った解毒剤を混ぜ

ラァードルが口移しで飲ませていく



「…ん、あれ、閣下…?」


「リリエル?居眠りしてたか?大丈夫か?」


「???…は、はい…こんな時にすみません…💦///////」



「……サムちゃん、また迷惑かけちゃったね……」


「何を言うか。今回、我々はまだ何もしてないぞ。

むしろ、これからじゃないのか?礼を言われるのは、まだ早いぞ」


ラァードルの落ち込み様にやや呆れながら

肩をポンと叩いて励ますイザマーレ





 
 
 

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