top of page

13魔+


ひとつ奥の扉の前で、ミルが点呼を取り整列させている


セルダ組・・・チハル、ライト

ベルデ組・・・チヒロ、ヤマアオ

ラァードル組・・・コータ、サークス、ポーラ、デーサ

バルサ組・・・ツクシ、ラグナ

イザマーレ組・・・ケイシ、リナ、アオイ

ウエスターレン組・・・ソラ


「全員、お揃いですね。ではまず

建物内のオリエンテーションを受けてもらいます。

シューゾウくんが、皆さ魔を案内してくれますから

きちんと言う事を聞くように。分かりましたね」





セルダ組に入った2魔は、サックスが得意で、

いつでも他の組のメンバーを誘い、セッションをするのが好きだ

寮の中で過ごす事で、セルダの音楽に対する真摯な姿勢を

自然と学んでいく


ベルデ組の彼らは、周りの空気を読み

つねに調和を重んじる気質を備えている

ゆったりとした動作の中に

どれだけの魔術が駆使されていたのかという

ベルデ先生からの難問を解き明かす事に夢中だ


ラァードル組の彼らは、

ドラムを変幻自在に操る頂点にいるラァードル先生を

魔神ならぬ雷神と崇め、どうにかその技術を盗もうと切磋琢磨し合う


バサラ組に配属された2魔は

綺麗好きで可愛らしくお洒落な事が大好き。

新しい流行を誰よりも早く持ち込むのも彼女たちだ

自分たちの情報により、周囲が明るくなる事が好きで

どこかの宗派のようにきな臭い雰囲気は持ち合わせていない


イザマーレ組とウエスターレン組は

常に一緒に行動することが多く、彼らの持つオーラに惹かれ

他の組のメンバーも自然と集まる

あまり多くを語らず、口で伝えるよりも率先して行動で示すタイプで

先生からの意思受け渡しの役割も担う




 
 
 

最新記事

すべて表示
校長のサロン

「理栄先生!!本当ですか…!!」 噂を聞きつけたスプネリアとリリア、ムーランの3名が駆けつけると 同じように見に来ていたプルーニャ、ダイヤと出くわす 「あら?早速、いらっしゃったわね♪お疲れ様です♪」 理栄がニコニコと微笑んで出迎える...

 
 
 
魔鏡学園

「イザマーレ、お帰り…っておい」 副理事長室で待ち構えていた守衛ウエスターレンが、一瞬固まる 「…浮気か?」 ニヤッと目を細めるウエスターレン 「ウエスターレン…馬鹿な事を言うな」 言葉とは裏腹に、静かに笑みを浮かべるイザマーレ 「あ、あの…」...

 
 
 
交錯

生徒会室で眼光鋭くモニターチェックしながら 紫煙を燻らせていたウエスターレン 突如、一番手前にあるモニターが光を放ち、画面にノイズが走る すらっとした指先を巧みに動かし、相手からのメッセージを受け取る 「…マジか。了解した。」 軍服を着こみ、すぐさま部屋を後にする …………...

 
 
 

コメント


©2022 by 里好。Wix.com で作成されました。

bottom of page