top of page

任務と苺🍓


平穏な日々を過ごしていたダイヤ


「…平和だぁぁ!ずっと続け~!平和な魔界~!

超美味しい🎵甘いの最高!」


丁度休憩時間。久々にスイーツを取り寄せ、食べながら呟いた。

その時鬼上司のウエスターレンが魔法陣で現れた


「…終わったな…平和な時間…」

フォークを持って呟く


「聞こえないな。何か言ったか?」

「…いいえ…何も…何か御用ですか?」

苺にフォークで刺して言った


「最近入ってきた信者なのだが…」

ウエスターレンは資料を机に置いた


「バサラに最近訳の分からない手紙やメールが届いてな。

新参信者を専属ペットにしたのか?とか…

どうやったらなれるのか?とか…」


「へ?何ですか、それ…」


「どうやら新参信者が暴走始めてるらしい。

自分が参謀に見られてる…愛されてるなど…

有りもしないことを言ってるようだ。

信者同士だと穏やかなのだが、

構成員の事になるとかなりぶっ飛んでる性格のようだな。

争いになる前にお前が何とかしろ」


「なるほどね…了解しました」





「頼んだぞ。じゃあ苺頂く」

フォークに刺した苺をウエスターレンは食べていた

「あー!私の苺!!!最後に取っといたのにぃ!」

「これも調査。頼んだぞ!」

ウエスターレンはニコニコして姿を消した


「……苺たべられた…」

泣きながら、ダイヤは資料に目を通し始めた。




next                       目録に戻る




 
 
 

最新記事

すべて表示
校長のサロン

「理栄先生!!本当ですか…!!」 噂を聞きつけたスプネリアとリリア、ムーランの3名が駆けつけると 同じように見に来ていたプルーニャ、ダイヤと出くわす 「あら?早速、いらっしゃったわね♪お疲れ様です♪」 理栄がニコニコと微笑んで出迎える...

 
 
 
魔鏡学園

「イザマーレ、お帰り…っておい」 副理事長室で待ち構えていた守衛ウエスターレンが、一瞬固まる 「…浮気か?」 ニヤッと目を細めるウエスターレン 「ウエスターレン…馬鹿な事を言うな」 言葉とは裏腹に、静かに笑みを浮かべるイザマーレ 「あ、あの…」...

 
 
 
交錯

生徒会室で眼光鋭くモニターチェックしながら 紫煙を燻らせていたウエスターレン 突如、一番手前にあるモニターが光を放ち、画面にノイズが走る すらっとした指先を巧みに動かし、相手からのメッセージを受け取る 「…マジか。了解した。」 軍服を着こみ、すぐさま部屋を後にする …………...

 
 
 

コメント


©2022 by 里好。Wix.com で作成されました。

bottom of page