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動き出す


ラァードルがイザマーレとテレパシーで交信している時、

スプネリアは1名、考えていた


思い出せないが、今、ラァードルに惹かれているのは事実

そして彼がいつも傍で優しい笑顔で

自分を見守ってくれていることも分かる


だからこそ、やはり記憶を取り戻して

本来の自分でラァードルの横に並びたいと強く思う

そう思った瞬間、自然とまた飛行船の中を歩き出した


どこかにあるかもしれない記憶のかけらを探しに…


飛行船の中をゆっくり歩いては立ち止まり、見渡していく



 
 
 

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