top of page

平和ボケ


イザマーレの屋敷から軍事局に戻ったバサラは、軍勢を集めた

軍勢の後ろに魔力で出した敵陣を用意する


高台に立ったバサラは軍勢を見下ろした


「今後、天界との大戦争が始まる!良いか!

今から演習を始める。戦闘体制になれ!演習開始!」


一斉に動き出したのだが…軍勢の動きはバラバラ…

敵にやられてしまう兵士、どんどん敵に攻め込まれて

バサラ軍勢のウイークポイントまで敵に一気に追い込まれている。


「何をしている!体制を整えろ!」

怒鳴りながら指示を出してるところにセルダが姿を現した

「やっとるねぇ♪」


セルダも血が騒ぐのか、ワクワクした顔をして演習を見つめていたが


「…ありゃ…攻め込まれてるねぇ…」

あまりにも攻め込まれている軍勢を見て、セルダは苦笑いをして呟いた



「…これでは…陛下すらも守れない…」

バサラは焦って指示を出していたが…


気が付けば敵陣はバサラ軍勢のウイークポイントまで

たどり着いてしまった


魔力で敵の軍勢を出したので、怪我をした兵士はいなかったが…

敵陣の兵士の半分以上やられていた結果となった。


バサラは唖然としてその場に立ち尽くしていた





 
 
 

最新記事

すべて表示
校長のサロン

「理栄先生!!本当ですか…!!」 噂を聞きつけたスプネリアとリリア、ムーランの3名が駆けつけると 同じように見に来ていたプルーニャ、ダイヤと出くわす 「あら?早速、いらっしゃったわね♪お疲れ様です♪」 理栄がニコニコと微笑んで出迎える...

 
 
 
魔鏡学園

「イザマーレ、お帰り…っておい」 副理事長室で待ち構えていた守衛ウエスターレンが、一瞬固まる 「…浮気か?」 ニヤッと目を細めるウエスターレン 「ウエスターレン…馬鹿な事を言うな」 言葉とは裏腹に、静かに笑みを浮かべるイザマーレ 「あ、あの…」...

 
 
 
交錯

生徒会室で眼光鋭くモニターチェックしながら 紫煙を燻らせていたウエスターレン 突如、一番手前にあるモニターが光を放ち、画面にノイズが走る すらっとした指先を巧みに動かし、相手からのメッセージを受け取る 「…マジか。了解した。」 軍服を着こみ、すぐさま部屋を後にする …………...

 
 
 

コメント


©2022 by 里好。Wix.com で作成されました。

bottom of page