扉の先は
- RICOH RICOH
- 2024年10月21日
- 読了時間: 2分
イザマーレに手を繋がれ、訪れたのはもちろん副理事長室。
中ではウエスターレンが長い脚を組み、紫煙を燻らせていた。
「お帰り。学園行脚は済んだのか?
へえ、そんな恰好も結構似合うな♪」
そう言って、リリエルの髪を撫でるウエスターレン
「ウエスターレン、お前は特攻服にならんのか?」
イザマーレもニコニコと笑顔で問いかける
「ああ、面倒だからな。その代わり、エレジアたちと
ちょっとした余興を思い付いた。リリエル、お前のサロンを
借りるぞ♪準備が終わったら戻ってくるから、また後でな♪」
ウエスターレンは八重歯を覗かせて微笑み
イザマーレを抱きしめて部屋を後にした
すぐにリリエルを抱きしめるイザマーレ
「///イザマーレ様…」
見上げるリリエルの口唇を塞ぎ、ソファに横たえる
濃い色のリップがイザマーレの黒い口唇を染め
お互いの唾液でそれすら溶けて、
リリエルの淡いピンク色の口唇を啄み出した頃には、
おふざけで着ていた特攻服も脱がされ
熱い愛撫に何度も果て続けていた
「…どうやってメイクされるのだ?教えてくれないか?リリエル」
「///お慕いしています。イザマーレ様…///…」
リリエルは恥ずかしそうに俯いて、イザマーレに抱きつく
真っ赤になって背伸びをしながらキスをする
リリエルからのキスにイザマーレは微笑み、
より深い口づけで応える
しばらくしてお互いの口唇を離し、見つめ合う
愛し合う前と全く同じ、特攻服とクッキリメイクの
リリエルの姿になっていた
「…今日は必ず偶数回で終わらせなければな♪」
今が何回目なのか分からなくなるほど愛し合い、気が済む頃には
特攻服メイクの事など、どうでも良くなっていた
Comentarios