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理事長室


書類を提出するフリをして、理事長室にやってきたダイヤ

お揃いの特攻服姿のダンケルを見て微笑む

「陛下…本当に素敵♪あの…お願いが…///////」

可愛い表情を浮かべ、恥ずかしそうに俯くダイヤ

だが…



ダンケルは珍しく、ダイヤを睨み付けていた

「ダイヤ…いつも素直なのは良い事だが、

私以外の悪魔に対してカッコいいとは何事だ?」


「…ええっΣ(・ω・ノ)ノ! な、何のことです?」

驚いたダイヤはキョトンと首を傾げる


「…少し前から思っていたが…お前は本当に鈍感だな。

自分の心で呟く言葉にさえ、自覚がないのだな。

…まあよい。だからと言って、お前を手放す気はないからな。

来い、ダイヤ。私の闇に染めてやろうな…」


ダンケルと目を合わせた瞬間、

王室のベッドに押さえつけられていた

「…!!///////」

驚く間もなく口唇を奪われ、声を発することもできない

シーツに手を縫い付けられ、身動きも取れないダイヤの肌に

じっくりと舌を這わせていく

首筋を甘噛みし、紋章を色濃く染め上げる


頭がボーっとして何も考えられず、

ダンケルの闇に堕ちていくダイヤ


職員室で副理事長を見た瞬間の心の呟きを

すべて読み取られていたことにも

まだ気が付いていない…


美しく啼き続け、薔薇色に染められていく…





 
 
 

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