薔薇と闇
- RICOH RICOH
- 2024年11月19日
- 読了時間: 2分
魔宮殿でイザマーレ達が処理に追われている頃
ダンケルとダイヤは優雅に馬に乗り、楽しんでいた
馬に跨がりちょっと走らせてキャーキャー喜んでいる
「陛下〜😆楽しいよ😆」
ダンケルはニコニコしてダイヤの跡を真黒い馬に乗り、ついてきている
結構な時間、乗馬した後は、静かな湖畔で2魔でゆっくり過ごした
「…こんなに楽しいんだ…魔界って…」
思いがけない言葉がダイヤの口から出る。
ダンケルはふと気付いたが微笑み返す
「もうお前は一体化してるんだから、自由にすればいい」
髪を撫でて見つめる
「…え??」
不思議そうにダイヤが聞き返す
どうやら、器の存在は一切消えたと思いこんでいるダイヤだが
うまい具合に、時には器の方が表に出たりしているようだ
ダンケルはダイヤを抱きしめた
「はは…恥ずかしいですってば💦💦
こ、こ、こんな私をだ、抱きしめるなんて恐れ多い💦」
真っ赤になり顔を伏せた。完璧に器に入れ替わっている。
その様子を楽しむようにギュっと抱きしめた
「へ、へ、陛下💦私は…う、器なんですが💦💦」
「見れば分かるぞ(笑)いつの間にか入れ替わる力を身に付けたな」
「…一体化になって気が付いたらいつの間にか自分も居て😅
ダイヤには分からないようにしますので😅
多分そのうちに入れ替わる力すらなくなると思うので…💦💦💦」
「今を存分に楽しむが良い。何も気にするな🎵」
ダミアンに更に抱きしめられ
楓は真っ赤になり目も合わせられないでいる
その様子を楽しむように見つめる
「お前が望む事全て受け入れてやるぞ?
器の楓を可愛がってやるのもなかなか良いかもな…
愛してるぞ💕器も✨」
「/////はい???恥ずかしいですからぁ💦💦器でもアイツと同じです💦」
「ダイヤも器の楓も、今夜から離しはしないぞ🎵」
「///…陛下…あま〜い💕💕💕」
誤魔化しておちゃらけてみたが…
ダークブルーの瞳のダミアンの魅力には到底敵うわけもなく…
引き寄せられるように見つめていた
「…陛下……いつまでもお傍にいさせてください…
愛してます💕💕💕」
「よく言えました…」
微笑み髪を撫でて唇を重ねる。
ハッとした器の楓
自分で告白してしまった事に真っ赤になり俯いた
その夜は…
闇のお仕置きでたっぷりと愛された
コメント