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夢の音楽祭


愛するリエリーヌとウエスターレンを引きつれ

魔の世界へ辿り着いたカッカトム


そこで、夜な夜な行われている音楽祭

楽器隊の黒悪魔達が自由に動き回る


ある日はカッカトムの厳しい指摘に、

それぞれの想いをぶつけ熱い音楽談義を繰り広げる。

その後は、その想いを燃やすかのような LIVE が行われていた。


ウエスターレンも普段の『総支配人』という難しい立場を脱ぎ捨て、

2魔のギタリスト達と技を競い、その音色を高め合う。


客のいない劇場に響き渡るカッカトムのシャウトに、

誰もが酔いしれていた。


そしてこの音楽祭に観客が招かれる事になった。

そう、リエリーヌ。


カッカトムにエスコートされ客席に座ったリエリーヌ。

その目の前に居並ぶ面々を見て、

これから始まる出来事に瞳をキラキラと輝かせていた。


カッカトムの紡ぐ音色に頬を染め、時には涙するリエリーヌ。

リエリーヌが来てから、カッカトムの歌声にも

艶や深みが増したと、皆が感じていた。


ある日、いつものようにカッカトムが彼女にリクエストを聞くと、

リエリーヌはずっと抱いていた願いを口にした。

「私も一緒に歌いたいです」


その可愛らしい願いに、カッカトムも笑顔になり、

楽器隊の悪魔達も心をこめて音を奏でる。


……


夢の外で邪眼を開き、

イザマーレの寝顔を眺めながらリリエルの髪を撫で

続きの物語をクリックさせ、共に愉しんでいるウエスターレン




 
 
 

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