top of page

悪魔たちの逆襲

  • 2024年9月30日
  • 読了時間: 2分

「この間の閣下がめちゃくちゃ可愛くてなぁ、

俺の家に来たとき…ぷぷぷ…

あのまま俺の家に居てくれたらいいのにー!」


「ちょっとセルダ、飲みすぎだって〜〜〜もう一杯!」


ウエスターレンは頭を抱えた。時計の針は2時をとうに過ぎているが、

ずっとイザマーレ自慢大会が繰り広げられているのだ。


イザマーレとの仲を取り持ってやったお礼にと、

こいつらに酒を奢ることになったのだが。

いつもの行きつけの店に行ったはいいが、

騒がしい客とセルダが口論になり、

店を追い出されてしまった。




その後、ウエスターレンの館に転がり込んだ酔っぱらいの2魔。


意識が遠のく中、セルダが突然話しかけてきた。

「だからさぁ、たかが人間にフラつくような男を選ぶんだよ、閣下はぁ」

「ちょっとセルダ!」


「あんたがそいつと仲良くしている間、

閣下がどんな思いをしていたか分かるか?」


「それは…」


「はーい、おしまい。セルダ明日仕事でしょ?そろそろ帰らないと。

言いたいことは分かるけどあまり意地悪しないの。いいね?」

「バサラが、そういうなら…分かった。お休み」

瞬間移動でセルダは帰っていった。


暫くの間沈黙が流れ、バサラが口を開いた。


「ウエスターレンも、明日も忙しいでしょ?早く寝なよ。俺も帰るから。

……さっきは止めたけど、次はないからね。

俺もセルダも、閣下を泣かせるのは許さないから」




next                         目録に戻る

 
 
 

最新記事

すべて表示
校長のサロン

「理栄先生!!本当ですか…!!」 噂を聞きつけたスプネリアとリリア、ムーランの3名が駆けつけると 同じように見に来ていたプルーニャ、ダイヤと出くわす 「あら?早速、いらっしゃったわね♪お疲れ様です♪」 理栄がニコニコと微笑んで出迎える...

 
 
 
魔鏡学園

「イザマーレ、お帰り…っておい」 副理事長室で待ち構えていた守衛ウエスターレンが、一瞬固まる 「…浮気か?」 ニヤッと目を細めるウエスターレン 「ウエスターレン…馬鹿な事を言うな」 言葉とは裏腹に、静かに笑みを浮かべるイザマーレ 「あ、あの…」...

 
 
 
交錯

生徒会室で眼光鋭くモニターチェックしながら 紫煙を燻らせていたウエスターレン 突如、一番手前にあるモニターが光を放ち、画面にノイズが走る すらっとした指先を巧みに動かし、相手からのメッセージを受け取る 「…マジか。了解した。」 軍服を着こみ、すぐさま部屋を後にする …………...

 
 
 

コメント


©2022 by 里好。Wix.com で作成されました。

bottom of page