欲張りな花
- RICOH RICOH
- 2024年10月14日
- 読了時間: 2分
眠りに落ちた悪魔の腕からそっと抜け出し
リリエルは窓から星を眺めていた
「……」
一人夜空に映る星を眺めては、涙を流していた、あの頃の日々。
悪魔として生まれ変わり、愛しい悪魔の妃として迎えられ
ようやく一緒の時間を過ごせるようになり
愛しい思いは減るどころか、増え続けている
その時、背後からフワッと抱きしめられた
「…待たせたな、リリエル」
イザマーレのぬくもりに嬉しくなり、抱きつくリリエル
「閣下…」
イザマーレはリリエルの髪を優しく撫でながら、
険しい表情をする
「すまなかったな。怖い思いをさせた。すぐ元に戻してやるからな…」
リリエルを抱き寄せ、口唇を重ねる
「////閣下…私、いつの間にか、
閣下と寄り添えない夜が耐えられないほど、
欲張りになってしまいました…甘えても…いいですか…?」
恥ずかしそうに顔を赤くして、俯くリリエルを
イザマーレは優しく見つめる
「…いい子だ。可愛がってやる。おいで、リリエル…」
再び口唇を深く重ね、舌を絡めながら、服を脱がせていく
先程、男悪魔に触れさせた場所は特に念入りに愛撫を重ねる
快感に吐息を漏らすリリエル
「恥ずかしがることはない。
吾輩の前では、どんなに欲張りになっても
構わない。お前の全てで求めろ。良いな…」
そのままリリエルの全てを舐め尽くし、味わい、愛し合う…
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