top of page

皇太子の戸惑い

  • 2024年10月29日
  • 読了時間: 1分

少し離れた所で3名のやり取りを見聞きしていたラァードル


その時、扉を消したはずのイザマーレの声がして、

驚いて耳を澄ませる


(ラァードル、もしスプネリアの記憶が

戻らなかった場合はどうする?

今のまま、クヨクヨしながら過ごしていくのか?)


「そんな事はしない!今以上に愛して

守っていくに決まってるじゃん!

スプネリアが抱えてる不安も、丸ごと全部ね!

今は彼女自身が記憶を取り戻したいと強く願っているから

吾輩も力になってやりたいんだ」


力強く答えるラァードル

そして何があってもスプネリアを守り抜く、守ってみせる!と

改めて決意した瞬間だった


だがふっと我に返り、辺りを見回すが、

先程まで傍に居たはずのスプネリアの姿が見えない


「あれ? ねえ、スプネリアは…?」

慌てて彼女の気配を探し始めるラァードルに、

再び、イザマーレのテレパシーが聞こえてきた


(落ち着け、ラァードル。スプネリアの方が、ずっと前向きだぞ?

お前なら分かるはずだ。お前たちの思い出の場所だろ?)


「…!!」





 
 
 

最新記事

すべて表示
校長のサロン

「理栄先生!!本当ですか…!!」 噂を聞きつけたスプネリアとリリア、ムーランの3名が駆けつけると 同じように見に来ていたプルーニャ、ダイヤと出くわす 「あら?早速、いらっしゃったわね♪お疲れ様です♪」 理栄がニコニコと微笑んで出迎える...

 
 
 
魔鏡学園

「イザマーレ、お帰り…っておい」 副理事長室で待ち構えていた守衛ウエスターレンが、一瞬固まる 「…浮気か?」 ニヤッと目を細めるウエスターレン 「ウエスターレン…馬鹿な事を言うな」 言葉とは裏腹に、静かに笑みを浮かべるイザマーレ 「あ、あの…」...

 
 
 
交錯

生徒会室で眼光鋭くモニターチェックしながら 紫煙を燻らせていたウエスターレン 突如、一番手前にあるモニターが光を放ち、画面にノイズが走る すらっとした指先を巧みに動かし、相手からのメッセージを受け取る 「…マジか。了解した。」 軍服を着こみ、すぐさま部屋を後にする …………...

 
 
 

コメント


©2022 by 里好。Wix.com で作成されました。

bottom of page