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花のお誘い


Lily‘sと雷神夫妻、風神夫妻と過ごしていたリリエルは

イザマーレとウエスターレンのやり取りを逃さず察知して、

ベルデがポケットに忍ばせていた双眼鏡を魔力で引き寄せ

ニヤニヤしながら覗き込んでいた


「良かった~ε-(´∀`;)ホッ 閣下ったら、魔界を出てから

ずっと一睡もしてらっしゃらないんだもん。長官と一緒に

少しは休んで貰わないとって思ってたから(≧∇≦) 💕」


「リリエルちゃん…もう!それ、後で返してよ💦」

呆れながら、逃さず録画しているベルデ


そんなリリエルの元に、風帝妃が近づき、悪態をつく

「まったく。何なんだい、

あんたの旦那とウエスターレン様は…!!」


風帝妃の言葉にリリエルは笑顔で振り返る

「ふふ( *´艸`) イザマーレ様とウエスターレン様の事は、

誰も邪魔しちゃいけないのよ。素敵でしょ~(≧∇≦)💕」


「…(笑)まあ、確かにカッコ良くて可愛くて、最高な悪魔だね。

あんたの見る目は悪くないようだね」

呆れながらも、穏やかな表情で見返す風帝妃


「そうだ!Bletilla様、今度是非、魔界にもいらして💕」


朗らかに微笑むリリエルからの提案には

再び眉をひそめ、怒鳴りつける


「面倒だよ!!あんたらだけで帰りな!!」


慌てる風帝妃を無視して、

ベルデや雷帝妃に相談し始めるリリエルに

風神帝がにっこりと笑顔で承諾する


「そうだね、リリエルちゃん。是非とも招待してくれるかな?

Bletilla、そう照れるな。お前だって誘われて嬉しいくせに♪」


「そうよ、風帝妃。それなら、私たちも

ご一緒しましょうか。ねえ、帝💕」


「ハッハッハ、マミィのお誘いなら何処へでも行くさ♪」

雷帝妃を抱き寄せ、ウィンクする雷神帝



 
 
 

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