黒天使の館
- RICOH RICOH
- 2024年10月28日
- 読了時間: 2分
……
魔界―黒天使イザマーレの館
「イザマーレ様💕……」
幸せそうな笑顔で、抱きついてくるリリエル
「リリエル…いつも待たせてばかりですまないな。
だが、今夜はお前と過ごしたい。良いな?」
甘えるリリエルを抱きしめ、口唇を重ねる
「///…イザマーレ様…💕……嬉しい…」
うっとりとその身を委ねるリリエル
優しく髪を撫でながら、纏う衣を脱がしていく
肌に舌を這わせ、甘く啼き始める…
そこへ…
「おい、イザマーレ…またアイツから呼び出しだぞ」
「!!なにい?!またか💢💢」
歩み寄るウエスターレンに、イザマーレの憂いは最高潮に達する
「…どうやら、バサラ達の奇襲作戦がまたしても、しくじったらしいな」
「やれやれ…本来ならウエスターレン、お前とも、
心ゆくまで寄り添いたかったが…」
「心配するな。俺はお前のことを愛してる。
厄介事はさっさと済ませようぜ♪その後で存分に可愛がってやるからな」
俯くイザマーレの髪を撫で、優しく送り出すウエスターレン
「リリエル…すまない…」
名残惜しく、リリエルを抱きしめるイザマーレ
「…良いのですよ💕私の事など気になさらないで。
リリエルの心は、全てイザマーレ様に預けてあります。
お会いできない間は寂しいですが…イザマーレ様を
想う気持ちだけで、生きていけますから…」
優しく微笑むリリエル
立ち去ろうとする彼女の腕を捕まえ引き寄せる
「…いや。これ以上、お前と離れ離れになる事は吾輩が許さない。
こうなったらリリエル、お前も一緒に来い」
「!良いのですか…?」
「もちろんだ。むしろ、その方が上手くいく。
吾輩と片時も離れず、傍に居るのが嫌じゃなければな?」
「!!!嬉しい💕💕💕何なりとお任せ下さい。
イザマーレ様……大好き💕💕💕」
「吾輩も、愛してるぞ、リリエル💕
では、早速行こう。続きは人間界でな♪」
……
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